おとぎの国のような建物が特徴のお店

横浜市青葉区にある有名パテシエのお店「アン・プチ・パケ」を紹介します。

「アン・プチ・パケ」はオーナーである及川大平氏によるお店であり、過去に「クープ・ド・モンド」で2度も個人優勝に輝いたこともある超有名人気パテシエです。

フランスでは「ルレ・デセール」という世界100名の優れたパテシエのみに送る称号を作っているのですが、その中のひとりとしても及川氏は名前を連ねています。

なんでも今日本国内で「ルレ・デセール」として挙げられているのは及川氏を含めてわずか5名だけなんだそうですね。

ですので横浜や神奈川に暮らす人だけでなく、全国各地からその世界有数のパテシエの作るスイーツを求めてくる人も多く、いつもお店は大盛況となっています。

特徴的なのがお店の外観で、黄色い壁に青いスレートとまるで童話の中のワンシーンのような形をしています。

お菓子好きでなくとも通りかかった時つい中に入ってみたくなるような雰囲気です。

お店の中も色とりどりのスイーツが並べられており、お店にあるイートインスペースでできたてのお菓子を食べることができます。

アン・プチ・パケのアクセス

アン・プチ・パケは横浜市青葉区みすずが丘という住宅街の中にあります。

ですので他の横浜市内にある有名スイーツ店などに比べるとちょっとアクセス面で悪く、車などを持っていない人にとってはちょっと遠いと感じる距離かもしれません。

電車で訪れる場合には東急田園都市線江田駅からとなり、まっすぐに歩いても約10分位はかかります。

途中には坂もあるのでしっかり気合を入れてから向かうことをおすすめしておきます。

周辺の景色は繁華街と異なり公園などもあるのどかな風景で、他の有名スイーツショップとはまた全く雰囲気の違うこだわりを随所に感じられる作りになっています。

オーナーである及川氏もこの地域の自然や雰囲気を気に入ってここをお店にしたという流れもあるほどなので、スイーツの味だけでなくその場所全体を楽しむという気持ちで行くのが正しい楽しみ方なのではないでしょうか。

なお店内は売り場よりも厨房の方が広いというかなり珍しい作りをしていて、これも中で働くパテシエさんたちが充分にパフォーマンスを発揮できるようにという考えのものなんだそうです。

アン・プチ・パケのおすすめメニューといえば、お店の顔とも言えるほどに有名になっている「シュー・ア・ラ・クレーム」です。

「シュー・ア・ラ・クレーム」とは簡単に言えば「シュークリーム」のことなのですが、アン・プチ・パケのものはそんなどのお店にも置かれているような定番メニューをお店の顔にまでしてしまうほどの完成度となっています。

シュー・ア・ラ・クレームはクッキーシューのような見た目となっており、外側のパリパリ感と中のクリームのふんわり感が絶妙のバランスになっています。

もう一つ大人気となっているのが「タルト・フロマージュ」で、非常に厚めに作られたタルト記事の上にサワークリームがちょっと乗せられており、生地の美味しさをそのまま味わうことができるようになっています。

もちろん見た目もキレイなのですが、それ以上に洋風スイーツの定番技術をどこよりも高いレベルで表現しているというのがこのお店の特徴と言えます。