お仕事

連勤つらい

通勤女性のイラスト

つらいよ~

看護師の仕事がつらいということは周知の事実ですが、その代表的な要素となっているのが「連勤」です。
一般職などで事務の仕事をしているような人なら、朝9:00~5:00を定時としてせいぜい残業がプラス数時間というくらいが普通なのではないかと思います。

ところが看護師の場合には毎日の開始時刻が違っていたり、過酷な夜勤を連続して行わなくてはいけなかったりというようなことが常識化しています。
もっとも個人病院の眼科や耳鼻咽喉科というようなところなら急患や入院患者さんがいるわけではないので、きちんと時間内勤務ができるのかもしれませんが、私のように病院勤務をしている者にとってはそんなことは通用しません。

一時期にはちょっとした人間関係のトラブルがあって、それまででもぎりぎりで回していたスタッフのうち数人が一気にやめてしまうということがありました。
それで連勤をせざるを得ないという状況が発生してしまい、最高で16連勤という今思うとよく乗りきれたものだと思えるような仕事をしていました。

ですがそういった仕事の愚痴を同業者などとしていると20連勤経験者やほとんど休みなく仕事をしている強者を何人も見かけることにもなってしまうので、正直あまり大きな声では言ってはいけないことのようです。
反対に、看護師ではない他の職業の友人などにその連勤について話すとものすごい勢いでドン引きされるのがわかります。

運転もなるべくしたくない

連勤をしてつらいのが、出退勤をするときの車や自転車の運転です。
私は今の職場に就職する前には車で通勤をしていたのですが、連勤で夜勤明けが重なってくると朝方の通勤ラッシュとのすれ違いが非常に厳しく、何度かヒヤリ・ハットを経験してきました。
命がけで看護師の仕事をしたあとに、さらに命をかけて車で帰宅をするというのが危ないということに気が付き、なんとかその病院をやめて自転車で通勤ができる範囲のところに転職をすることにしました。
とはいえ、夜勤明けのつらさは自動車でも自転車でも全く変わらず、今も若干命がけで帰宅をしているということがよくありますね。

連勤をするときに気持ちを大きく左右するのが、一緒に仕事をするシフトのメンバーです。
わりと話の通じる同僚などが一緒のときには夜勤や連勤であっても特に問題なく時間を過ごすことができるのですが、これが厳しい先輩などがいると疲れ方も倍になってきてしまいます。

シフト表をもらって怖い先輩が多い日になると、思わずビビットカラーのペンで印をつけて、その日まで心の準備をしていたりするくらいです。
幸いまだ経験はないのですが、連勤中にそうした怖いメンバーに囲まれ、そこへ重症患者さんが来て手伝いをすることになったらと思うとかなり気持ちが落ち込みます。
看護師にとっては人間関係は仕事と同じくらいにウエイトを占めるものなのです。

働きながらストレスを軽減する方法って?

自信を持って「仕事が趣味」という人でも、仕事のストレスを働きながら改善することは困難です。とくに、連勤や通勤の辛さは耐え難いものがあります。なので、休日や余暇にできる自分なりのストレス解消法を持っておくことが、一番の効果的な方法になると思います。ぐっすり睡眠するでもよし、お風呂に浸かるもよし、身体の疲れと心の疲れを両方取り去るものがあれば、モアベターです。

少し特殊な方法としては、ビーチや温泉地で働きながら、余暇にリゾートを楽しむという方法もあります。リゾート地の仕事は住み込みで働ける場所ば多く、通勤に悩まされることが少ないほか、空いた時間を利用して景色や行楽を楽しむことが可能です。転職活動中に、生活費を得ながら心身の疲れを癒したい人に最適かもしれませんね。