日常

本が苦手です

本を読む女性

活字はダメです

突然ですが、私は本を読むのが苦手です。
若者の活字嫌いがいろいろなところで言われていますが、私なぞはまさにそれで必要な勉強以外の場面で自分から本を開いたことはまずほとんどありません。
最近では紙面での本以外にもKindleやiPadなどを使って手軽に読書ができるようになってきていますが、文字ばかりがずらりと並んでいる画面をみるとそれだけで一気に気持ちが萎えてしまいます。

というような話を読書好きな人にすると「読書なんて慣れだからすぐに好きになる」というようなことを言われたりします。
私としても苦手な読書をいつまでも苦手なままにしておくというのは問題があるときちんと自覚をしているので、できるだけ文字を読もうという気持ちだけは持っています。
ですがやっぱり気持ちが根本からいやだと拒絶反応を持っているせいか、どうしても読書をしてもいやでさっぱり効果を上げることができません。

克服のためにっ・・・!

そこでいろいろ自分なりに調べてみた、読書嫌いを克服する方法についてまとめてみようと思います。
まず読書を習慣づけるためによいと言われる手段に、「いつも何かの本を持ち歩く」というものがあります。
至極当然のことですが、読書嫌いを克服するために読書をするならいつでも読むための本を持ち歩くことが必要です。
言ってみれば、やる気が出たときにすぐにそれを実行できるようにしておくということでしょうか。

私も実際やろうとしてみたのですが、そうすると薄い文庫本がかばんの中に入ったまま数ヶ月が経過、なんてことになったりしました。
一度開いてから次に開くまでの時間があまりにも空きすぎると前に読んだ内容を忘れてしまって結局最初から読み直しでちっとも前に進まないということもよくあります。

せめて電車やバスで通勤するなら途中の移動時間に開くということもできるかもしれませんが、私の職場は自宅から徒歩圏内にあって歩きもしくは自転車での通勤のときには本を読むということができません。

次に読書嫌いを克服するための方法としてよく紹介されているのが「つまらないと思ったらやめる」「よい感想を考えようとしない」といったあまり読書から得られるものを期待しすぎないことです。
もともと読書なんて暇つぶしと言い切る人もいるくらいですから、学校の課題のように本を読む度に素晴らしい感想をレポートとしてまとめなくてはいけないという必要性はまったくありません。

ちょっと読んでみて自分には合わないなと思ったらそこで読むのをやめたって別に作者の人に怒られるわけではありませんから、それも私の自由です。
してみると、読書嫌いという気持ちの根っこにあるのは読むことが義務だったり課題としてだったりで、何かを得ないといけないという押し付けが軽いトラウマになっているからというふうに言えるのかもしれません。