求められる英語力
看護師としての仕事にも英語力が求められるという、最近は
ちょっと厳しい状況が続いてしますね。私自身は学生時代それほど英語教科は
苦手というわけではなかったのですが、学生を卒業して継続的な勉強を
しなくなってしまってからというもの、英語力のガクっとした低下を
感じるようになってきてしまっています。
これではいけないとばかりに一念発起して英会話スクールに
入会をしてみたものの、それからいきなり仕事が忙しくなってきたこともあって
なかなか上達をすることができていません。たまにネットを検索していると
「TOEICで900点超えできます」とかいったような資格のための
英語勉強法が宣伝されていますが、それができたからといって
正直英会話力が高まるかというとそういうわけではないように感じます。
偏見かもしれませんが、日本人の中のいわゆる「頭の良い人」というのは
いかに小さな労力で結果を出すかというコンパクトさが優秀な証のような
考えがあるらしく、手抜きをするほどよいというような感じになっているように思います。
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h1>実際に英語で会話をする
話が少しそれましたが、私が看護師として現場で求められている英語力というのは
決して試験で高スコアがとれることかどうかということではありません。
切羽詰まった医療の現場でどうやって患者さんやスタッフさんたちと
コミュニケーションをとっていくことができるかということなので、
いくら勉強でよい点がとれても実際に会話として成立しないのであれば
全く勉強をする意味がありません。
そこで今真剣に考えているのが、英語での会話力を上達させるためには
どのような方法をとるのがよいかということです。よく言われることですが、
英語を勉強するときただ「勉強した」ことに満足をしすぎてしまうと
なかなか自分の身につく語学力にまでしていくことができません。
自分が英語を使って誰とどんな会話をしたいかということを具体的に
イメージすることができるかどうかということが最終的に英会話が
できるようになるかの分かれ目になるといいます。その点だけでいうと、
私などは現場で英語を話せない不便さを身をもって知っているわけですから
モチベーションということでは他の英語学習者よりも上なんじゃないかと
勝手に思っていたりします。
それと英語を身につけるには「聞くだけ」といった方法ではやっぱりダメで、
自分から積極的に話しかけることができる環境に行くことが大切なんだといいます。
これも日本人論になってしまいますが、間違いをするのを恥ずかしいと思ったりすると
自分のできることしかしないので結局英語能力を高めていくことができません。
一応私は病院などで英語を使う機会があったらできるだけ話しかけるようには
していますが、中にはきっと「変な英語」と心中笑われていることもあるかもしれません。
ですがやはり話せる内容が増えてくると少しずつ楽しくなってくるものです。
これからももっと会話できる人や内容の幅を増やしていきたいです。
母国語が英語の国で学びたい
突飛なお話ですが、生きた言葉を学ぶには、実際に学びたい言葉が
母国語になってる国に行くのが一番だと思います。英語ならアメリカ
仏語ならフランスと、俗にいう語学留学ですね。フィリピンやマレーシアみたいに、
英語が母国語では無いような国でも、日本からの語学留学が盛んな国も少なくありませんし、
選択肢は無数にあると思います。
ちなみに語学留学以外では、本当にその国の学問や技術を学びたいという人のための
学校もありますが、こっちは将来的にグローバルな仕事がしたい人向けの留学です。
こちらの場合は、言語を学びに行くというよりは、すでに憶えた言語を使って
学問や技術を学ぶというものなので、中々どうしてハードルが高そうですね。