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突然ですが、一念発起をして英会話教室にかよってみることにしました。
忙しい仕事の合間のことなので思うように通えているというわけではありませんが、それでもできるだけ実践的な英会話をマスターするために、日々リスニングや発音の練習をするようにしています。
なぜ看護師の仕事に英会話が?と思われるかもしれませんが、ここ最近仕事をしていてかなり喫緊に英語をマスターする必要があるなということを感じるようになってきているのです。
その一つが、病院を訪れる外国人患者さんの増加です。
都市部の病院などでは既に相当数になっているようですが、病院を訪れる患者さんのうち外国人の方の割合はかなり増えてきており、英語でコミュニケーションがとれないと満足な対応をすることができないということもよくあります。
正直英語でも厳しいということもないわけではないのですが、それでも最低限の症状に関するコミュニケーションのためには英語を使えるようになっておくにこしたことはありません。
それともう一つ大きな問題になっているのが、看護師として外国人人材を受け入れようとする動きの影響です。
平成20年から日本とインドネシア、平成21年からはフィリピンと経済連携協定を結んだことで、外国人看護師や介護士の受け入れを厚生労働省が推進しています。
この他にも東南アジア各国から看護師・介護士人材を今後増やしたいという思惑から、病院内での外国人スタッフは増えていくことが考えられています。
ですが実際の採用状況をみてみると、看護師全体に占める外国人採用枠は本当に微々たるもので、とうてい看護師の人材不足を穴埋めできるものとは言いがたい状態になっています。
その理由の一つが外国人が日本で看護師として勤務するためにはかなり高度なレベルで日本語会話ができなければいけないととなっており、それが医療スキル以前に大きな壁となってしまっているのです。
しかし看護師の人材不足は今後も一層加速していくことが予想されるので、それに対応するために必要な日本語スキルのレベルを下げるのではないかということも考えられます。
となるとその分のしわ寄せはどこにいくかというと、現在病院内で勤務をしている医師や看護師たちということになります。
将来のためにも!
正直通訳のような仕事をしながら医療行為をするとなると一体どのくらい大変なんだろうかと不安に思うこともあるのですが、今から対策をとっていくということは決して間違いではないように思います。
ちょっと不思議なのが、最近流行のネットを通じた英会話レッスンでのことです。
私が利用しているサービスでは、毎回会話の相手になってくれる人を性別や年代などから選ぶことができるようになっているのですが、フィリピン人の方を氏名するとかなりの割合で看護師として勤務している人であったりします。
詳しい事情はわかりませんが、フィリピンでは看護師の免許を持っていても副業をしないと厳しいというような給与状況なのではないかと思います。