お仕事

あるある過ぎてつらい

ネットを見ている女性のイラスト

ついつい愚痴りたくなる

看護師として仕事をしていると、職業病とでも言うかどくとくの習性がしみついてしまったりします。
最近はネットを見て回っていると同じように看護師として仕事をしている人のブログなどをよく見かけるようになったので、それらを読んではついつい「あるある!」と頷いてしまったりしています。

看護師の仕事といえばおそらく他の一般職などの仕事をしている人からのイメージとして「きつい・汚い・給料が安い」のいわゆる3Kの仕事というふうに思われているのではないかと思いますが、実際にそうです。
ただほかの3Kの仕事と違うのが、その仕事の対象が全て「人」を相手にしたものであるということで、そこからさまざまな職業的なドラマなどが生まれていたりもするのです。

脚が辛い

看護師の仕事をしはじめた頃、一番大変だったのが足にくるつらさでした。
他の看護師さんはどうかわかりませんが、私はもともと足がむくみやすい体質であったこともあり、立ち仕事の多い看護師勤務をしていると終業時間近くには足がぱんぱんになって立っているだけでもつらいということがよくありました。
冬場になるとさらに足元が冷えるのかむくみもひどくなることが多く、とてもじゃないですがブーツなんて履いていくことができませんでした。

今でも体調のよくないときや特に冷え込みのひどいときにはどうしてもむくみが起きてしまいがちなのですが、それでも慣れは怖いもので少しずつ勤務が楽になってきたように感じます。
ちなみに看護師がよく使用をする「ナースサンダル」というグッズがありますが、実際に看護師勤務をしているスタッフでは市販品のサンダルタイプではなく、脱ぎ履きのしやすいナースシューズがよく使われていたりします。

正直デザイン的にはいまひとつというものが多いのですが、経験的にこれが一番動きやすくて便利であるということで落ち着きました。
やはり最初に考えついた人も、実際に看護師の仕事をしていてつらい思いをしてきた人なんじゃないかと感じるほどの優しい設計になっています。

それと話を最初に戻して看護師職に対してのイメージということになると、よく世の男性からは「看護師さんは優しいし、結婚相手にいい」というふうに思われている節がありますがそれは決して正しいことではありません。
確かに激務に耐えることで辛抱強さや体力では他の職業の女性にくらべてかなり秀でたところはあるかもしれませんが、優しさということでいうと世間一般的な認識とは少し次元が違うのではないかと思ったりします。

私の知っている看護師の同僚などを見ても、確かに芯の強い優しさはありますが何もかもを許してあげるようなタイプの人は皆無で、むしろサバサバとやるべきことをさっさとこなすような割り切りのうまい人が多いように思います。
看護師のことはやはり看護師の現場にいる人にしかわからないということでしょうか。

参考:看護師にしかわからないこと「看護師あるある」